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疲労回復ドリンクは要らない!? カラダを変えるビタミン・ミネラル・高タンパク

2017.11.17

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バツイチ&アラフィフ・ライターによるヘルス系記事、好評につき第2弾です。
20代の頃から「仕事も遊びもバリバリ」をテーマに夜遊びとドカ食いを繰り返してきた尾谷幸憲氏。しかし40代に入り、仕事のパフォーマンスは落ちまくり、尿酸値とコレステロール値は上がる一方。さらに過労で倒れるというハプニングも経験しています。
「このままではいけない! もっと楽しく仕事をしたい!」
そう思った彼は、自ら実験台となり様々な健康法を試しているそうです。そんな彼がとんでもない極論を言い出しました。「疲労回復ドリンクは要らない」。その真意をご本人に書いてもらいました。ビジネスパーソンの方々、必見です(たぶん)。

どうも、ライター尾谷幸憲(45歳/バツイチ)です。

最近、エナジードリンク/カフェインの健康被害が声高に叫ばれていますよね。実際、全国38の病院で調査をしたら、急性カフェイン中毒の救急搬送が5年間で101人もあったそうですし(日本中毒学会の発表)、中には亡くなった方もいらっしゃるようです。

実はですね、筆者もそのカフェイン中毒みたいなのを経験したことがあるんですよ!

それは2015年の7月3日のこと。当時の筆者は日常的にコーヒーを4~5杯、それにプラスしてカフェイン入りの栄養ドリンクもしくはエナジードリンク1~3本を愛飲する生活を送っていました。食事を取る時間ももったいない。でもパフォーマンスだけは上げたい。そんなとき、これらの飲料にめちゃくちゃ頼ってたんです(思い返してみれば、30歳くらいから、ずっとこんな生活でした)。

確かその日は休日でして、1日ダラダラ過ごすのも嫌なので、寝起きに空腹のままコーヒーを3杯ほど充填。外出先で飯でも食おう、なんてノンキに着替えていたんです。そしたら突然「ヤツ」はやってきました。気付いたら手足がビリビリとしびれ始め、寒気と倦怠感が襲ってくる。「しばらく休んでいれば治るだろ」なんてタカをくくっていたんですが、状態はさらに酷くなる一方。ついには視界がグルグルと回りだし、平衡感覚がなくなり、満足に立ち上がることすら出来ねえよ!!って状態になったんですね。

もうね、ここまでになるとさすがのバカ(=筆者)でも気付きますよ。「これはマズイ」と。そして四つん這いのままケータイを握り締め、人生初の救急車を呼ぶことに……。緊急搬送された病院の先生からは「過労ですね」「栄養と休養を取ってください」と言われました。まあ、仕方なく、1週間ほど実家に戻って養生しましたよ……。

倒れた原因は何だったのか!?(を勝手に分析)

でもね、ここで疑問にぶつかるんです。病院の先生の言ってた「過労」「栄養」って一体何? そもそもなぜ過労が起こったのか? それを防ぐためにどんな栄養を取ればいいのか?がまったく分からないんです。ま、症状的に見て説明不要な程度だったんでしょうけど、自分、具体案のないプレゼンは嫌いなんですよ! どうせなら原因を突き止めて、よりパフォーマンスを上げたいじゃないですか!!

で、まず手始めに原因として疑ったのが、カフェインだったわけです。先述の通り、筆者はコーヒー&栄養ドリンク&エナジードリンクをガブガブ飲んでいました。カフェインには脳の神経細胞を刺激して、集中力を上げたり、眠気を覚ます効果があるので確かにパフォーマンスが上がります。

しかし、カフェインの取り過ぎには弊害もあると言われています。調べてみますと、カフェインはその利尿作用によって、体内の亜鉛、カリウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミンC、ビタミンB群を奪ってしまうらしいんです。これらの成分がなくなると、代謝に支障が生じます。代謝というのは生命維持活動に必要なエネルギー、成長に必要な材料を体内で合成すること。これが出来なくなっちゃうのって、すげーやばくね?

しかも筆者の場合、仕事が終わったら、毎日必ずお酒を飲んでいたわけですよ。ガバガバと。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、お酒にも利尿作用があるので、さらにビタミン・ミネラルが抜けるということになるわけです……。

おまけに当時の筆者は1日に1~2食しか食事を取っていません。一人暮らしなので、その1食は必ず外食です。当然のごとく栄養価を全く考えず、とりあえず腹と舌を満たせればいいという感覚で、牛丼やコンビニ弁当をドカ食いしてました。こんなの栄養不足になって当たり前。倒れて当然。パフォーマンス下がるに決まってますよ!! 

俺のカラダに足りない栄養は何だ!?

ということで、筆者は生活を一変させることにしました。エナジードリンクやカフェインは一切絶ち、その代わりに1日に3食を適量ずつ取るようになりました。1食だけドカ食い、という方式とはおさらばです!

で、どの食材がビタミン・ミネラルをたくさん含んでいるか?も調べてみたんですが、外食でそれを取るのは面倒。そこで毎食後に「マルチビタミン/マルチミネラル」のサプリメントを摂取。さらに疲れを感じているときに、疲労回復効果があると言われている「ビタミンB群」のサプリメントを追加で飲んだりしました。いずれも薬局で買える安価なものです。これのおかげか、思ったよりパフォーマンスが安定しましたね。

ただし、長年カフェインを嗜んでいたせいか、頭脳労働的な部分でパフォーマンスが上がらんのですよ。単純なデータの入力やデータの仕分けなんかは簡単なんですけど、企画立案のときなどは前より集中力が続かない気がしました(それだけカフェインに頼っていた証拠なんですが)。

それを解消するために、たどり着いたのが「高タンパク食を意識して取る」です。タンパク質は、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素。しかも、ヤル気を出す「ドーパミン」などの神経伝達物質はアミノ酸からできています。アミノ酸はタンパク質の最小成分のことですので、つまり、これをたくさん取っておけば大丈夫なんじゃね?と思ったんですね。

で、実際に「サラダチキン」「ツナ缶」「シャケのおにぎり」「納豆」「ゆで卵(生卵)」「豆乳」などコンビニで買える高タンパク食に切り替えてみることに。これを実践して1週間経った頃……おお、全然動ける! パフォーマンス戻ったーっ! 正直、驚きましたよ。「え? たったこれだけでいけるの?」って。この時、自分のカラダが食べるものでできているんだな~というのをガチで実感しましたね。

この記事の読者さんの中にもいると思うんですが、仕事が好きな人って、集中し過ぎて勝手に長時間労働しちゃうケースが多いじゃないですか? そういうときって必ず食事が疎かになっています。これをちょこっと改善するだけで、パフォーマンスは全然変わる。最近の自分は、もうコーヒーも栄養ドリンクも一切手を出してません。

いや、ぶっちゃけ言うと、昼過ぎに眠たくなっちゃうときもありますよ。そういうときは眠気の原因である炭水化物を、昼食の時にちょっと少なめにしてみたりしています。いや、許される環境であれば、諦めて昼寝します(笑)。いいですよー、昼寝は。カラダが求めているものに間違いはない。

考えるな、カラダの声を聞け、ですよ!

尾谷幸憲
1971年生まれ。ライター/エディター。インタビューやコラムの他、グラビアのプロデュースを手がける。著書に小説『LOVE※』『ラブリバ♂⇔♀』『J-POPリパック白書』『ヤリチン専門学校』。構成担当にリア・ディゾン1st写真集『Petite Amie』。現在、『ヤング・ギター』(シンコーミュージック)でギターと人体と健康に関するコラムを連載中。座右の銘は「健康・オア・ダイ」。

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