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「私、嫌われてる?」と不安なあなた。折れそうな心を守りトラブルを起こさないための、5つの「護心術」!

2018.01.30

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自分は悪くないはずなのに、なぜか悪者になってしまう。正しいことを言っているつもりなのに、なぜかうまく伝わらない。悪気はないのに、なぜか人から嫌われる──。
あなたはそんな悩みを持っていませんか?

実は、人間関係で起こる様々なトラブルは、ほんの少し自分を見つめ直すだけで解消できることも、多いのです。

では、どのように自分を見つめ直せばよいのでしょうか? そんな疑問に答える「気づき」を教えてくれるノウハウが、弁護士・佐藤大和氏の最新著書「カドを立てずにマルくおさめる 弁護士だけが知っているムダにモメない33の方法」(2月23日発売 ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)にありました。

著者の佐藤大和氏はレイ法律事務所の代表弁護士です。今は「バイキング」(フジテレビ)などのテレビにレギュラー出演し、「ずるい暗記術」(ダイヤモンド社)「ゼロから最強の人脈をつかむ後輩力」(ポプラ社)などの書籍を何冊も出していますが、最初から順風満帆ではなかったのだそう。多くの人と同じように「どうして嫌われるのだろう」と悩み、自分を見つめ直すことで今の地位を築いたのだとか。

そして今、佐藤弁護士の事務所を訪れる人間関係でトラブルを抱えた相談者を見ると、「自分を見つめ直すことをしないで、失敗をしているのだな」と感じるのだそうです。
「悩みを持つ人を守ってあげたい」。そう考える佐藤弁護士が提唱する、無駄にトラブルを起こさないために心を護(まも)る「護心術」。すぐに実践できる方法を、5つ紹介します。

護心術① 争わないために、相手のことをよく観察する

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「あなたが人から嫌われるのは、実はあなたが相手をよく見ていないからです」と佐藤弁護士。
相手をよく見ていないから、相手を怒らせたり、相手から煙たがられたりすることがあるのです。

上司に声をかけたとき、「今、忙しいから後で!」と怒られた、という経験はありませんか?
相手をしっかり観察していると、「いま忙しそうだな」と分かることもあります。自分の都合で一方的に声をかけるから、怒られるのです。
人は相手のことを見ているつもりでも意外と自分ことしか見ていなかったりするもの。だから、重要なのは相手をよく見ることです。

労働トラブルなどで佐藤弁護士の許を訪れる相談者は「上司からわけの分からないことで怒られた!」と訴えるそうです。しかし、理由もなく上司が怒るわけはありません。「怒られた」という記憶しかなく、「何について怒っていた」ということに気づいていないと、何も解決はできません。
「よく見る」ということは「よく観察する」ということ。
上司をよく観察していれば怒る原因は分かるはずですし、そもそも怒られる前に察知して事前に解決できるはずなのです。

相手を観察するポイントは、相手の言動や表情です。相手は言動のなかで重要なことは強調しているはずです。表情から「機嫌が悪そうだな」とか「気分が良いみたいだな」とわかるものです。不機嫌なときにはお願いことをしても聞いてもらえるどころから逆に怒られます。だから相手をよく観察することが、大切なのです。

護心術② 甘えさせ過ぎず、適度な距離感を保つ

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仲良く付き合っていたのに急に嫌われるようになった、ということ、ありますよね。
それは相手を必要以上に甘えさせてしまったことが原因かも・・・。

なんでも「やります」と引き受けたり、なんでも「はい、はい」と言って引き受けていると、相手の「甘え」はどんどんエスカレートします。そして、ある日「これ以上はもう、できない」と言うと「えっ、なんで引き受けてくれないの!」と怒りだし、攻撃してくるようになるのです。

男女トラブルで佐藤弁護士の許を訪れる相談者は大抵、相手に甘えさせ過ぎたことから、逆に攻撃対象になってしまうことが多いのだとか。関係がよかった分、余計に悪くなるのです。
なんでも引き受けていると自分がつらくなるだけ。よい関係も嫌な関係になってしまいます。

ならば、人間関係を円滑にするために「適度な距離感を保つ」ことです。
本来、「甘えさせること」が間違いなのです。相手に甘え過ぎさせないように適度に断ることもしておかなければなりません。ときに非常になることも大切です。
10個のお願いがあれば3個のお願いは断る、といったバランス感覚が大事です。
断るときは「忙しいからできません」など理由をはっきりと示し、相手が納得すようにすること。また、「今はできませんが、いつならできます」と条件をつけるようにすることです。そのような対応ができる人は嫌われず、逆に好かれるようになります。

護心術③ 言い訳しないで、適切な対応を心がける

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人はトラブルやミスがあるとついつい「言い訳」をしてしまいます。その言い訳が嫌われる原因です。
嫌われないためには言い訳をするのではなく、まず「私に落ち度がありました」と謝罪し、それからトラブルやミスをした事実関係を伝えること。そして、トラブルやミスが起こった事実と原因を分析して説明することです。
トラブルやミスの原因には単純な不注意もあれば、そもそもやることにムリがあったなど、いろいろとあるはずです。それらを箇条書きでリストアップします。
それから、それらの原因を改善できれば今後、トラブルやミスがなくせる、という改善策の方向に話を持って行くことです。
ただし、トラブルやミスを他の人のせいにしてはいけません。また、嘘や隠ぺいもよくありません。必ずバレてさらに状況を悪化させてしまいます。
自信のない断定、はっきりとしないこと、記憶があやふやなことをその場しのぎで発言するのもよくありません。

大切なのは、客観的に事実だけを述べるということです。

パワーハラスメントで佐藤弁護士の許を訪れる相談者は「自分は正しい」と正当化することばかり言うそうです。
上司から怒られたとしても、「私は悪くありません」とか「怒る理由がわかりません」などと言うのは愚の骨頂です。
ポイントは、護身術①であるように「相手のことをよく観察する」こと。そして、すぐに謝ること。そのとき「申し訳ない」という顔をすることがポイントです。申し訳ないという表情で謝るだけで、相手の怒りは落ち着きます。

それから「客観的に事実だけを述べる」という流れで、改善策を提案するようにする。
そんな、「きちんとした適切な対応」をすることが大切です。

護心術④ 自分ばかり頑張ろうとしないで、助けてもらう

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あなたは、「頑張っている私は偉い!」と思っていませんか?

職場で同僚が遊んでいても自分だけはもくもくと頑張る。それは素晴らしいことです。
しかし、頑張っている姿を強調しアピールし過ぎると、周りから「その、頑張りアピールがうっとおしいんだよ!」と思われることになります。
「私は頑張って人に好かれたい!」と思ったとしても、アピールし過ぎると嫌われる原因になるのです。
だから、頑張り過ぎない、アピールし過ぎないことが大事です。

最初は善意で頑張っていても、エンジン全開で頑張っているとそのうち時間的にも精神的にも余裕がなくなり、頑張れば頑張るほど泥沼に陥ることになります。
そして「私は頑張っているのに誰も助けてくれない」と思うようになり、助けてくれない上司や同僚を恨み、やがて爆発して職場の人間関係を悪くしてしまう、という負の連鎖がはじまるのです。
労働トラブルで佐藤弁護士の許を訪れる相談者のなかには「自己奉仕力」が強すぎてトラブルになる人もいるのだとか。「私ばかりが業務をやっている」「私ばかりが残業している」と訴えるのです。

業務が本当に大変だとか、残業しても終わらないなどで助けて欲しいときは、上司や同僚に対して素直に「人を増やしてください」や「手伝ってください」などの助けを求めることが大事。頑張っているとアピールすれば誰かが気づいて自然と人は助けてくれる、と思うのは誤りです。

ひとり頑張るより、素直に助けを求める人の方が、実は嫌われないのです。

護心術⑤ ドタバタしないで、冷静を心がける

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いつも「忙しい、忙しい」と言ってドタバタしている人がいます。
忙しいのは事実でしょうが、慌ただしい人、落ち着かない人は嫌われるだけです。
弁護士でも「忙しい、忙しい」と言って落ち着かない弁護士と、落ち着いている弁護士では、どんな相談者でも落ち着いている弁護士を選ぶハズです。「忙しい、忙しい」と言ってバタバタしても誰も褒めません。

また、「忙しい、忙しい」と思っている人は自分の感情をコントロールできない人と思われてしまいます。
もちろん、感情の起伏があるのは良いことです。でも、コントロールできなくて喜怒哀楽が激しい人は困りものです。そんな人を誰も、「感情の豊かな人」と好意的に思うことはありません。

佐藤弁護士の許を訪れる相談者でも、落ち着きがなく貧乏ゆすりばかりしている人には「まずは冷静になってください」と声をかけるとのこと。相談者はトラブルがあるから弁護士のところに来るのですが、それでも過剰に感情的になって急に怒ったり、急に泣いたりする人はトラブルの解決に向かうのが難しいそうです。

人と話をする前に飲み物を飲んで一呼吸置くとか、考え方ことをすぐに口にするのではなく、少し時間を置いてからゆっくり話すなど、常に冷静を心がけるだけで嫌われることがなくなります。

ここであげた自分を見直すべき5つの「護心術」は、どれをとってみても難しくも特別なことではありません。とても簡単なことです。
しかし、そんな簡単なことをついつい忘れてしまうから、無駄にトラブルを起こしてしまうのです。

人間関係のトラブルから被害者と加害者が生まれてしまいます。そして、トラブルには原因があります。その原因をわかることが大切です。
また、原因がわかっていないと、そのトラブルが解決してもまた同じようなトラブルを繰り返してしまうことにもなります。

人間としての在り方を考える、そのために「自分を見つめ直すこと」が大事だと、佐藤弁護士は言います。実際に、どんなトラブルも自分を見つめ直すことで大きな問題にはにならず、弁護士が介入しなくとも解決することが多いとのこと。
「私、嫌われてる?」と不安になって心が折れそうになるくらいなら、ここにあげた5つの方法で自分自身の心を護(まも)ってみましょう!
5つのポイントを“意識”するだけでも、人間関係は改善されます!

大橋博之
インタビューライター・編集者・ディレクター。インタビューを中心に活動中。
専門はwebメディア、未来、テクノロジー、カルチャー、クールジャパン、採用関係。

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