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鍵は行動力!SNS累計178万人フォロワーを持つ人気ユーチューバー&起業家・ジョーブログが語る「やりたいことを貫き、失敗を成功に変える仕事術」

2019.01.11

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“自分のやりたいことを仕事にする”。それは多くのビジネスパーソンにとって永遠のテーマではないでしょうか。今回登場するユーチューバー『ジョーブログ』のジョーさんは、それを個人レベルで実現してしまった人。行動力溢れるドキュメント動画を次々とアップし、SNS累計178.3万人のフォロワーを獲得(2019年1月現在)。最近ではインフルエンサーのコミュニティを立ち上げる準備を進めています。彼の言葉から、周囲を巻き込み、やりたいことを貫くヒントを探ります。

数々の芸能人も虜にする破天荒ユーチューバーとは?

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——ビジネスパーソンや大学生の間で大人気のジョーさんですが、破天荒な動画が話題ですね。

ジョーブログ ジョー(以下ジョー):自分の好奇心のおもむくまま様々なチャレンジをしているだけなんですけどね。人気なのは“旅シリーズ”。アメリカ大陸を無一文で横断、南米大陸縦断、アフリカ大陸縦断、北朝鮮に潜入などの無謀な旅を映像に残してきました。“突撃シリーズ”も好評です。スラム街である大阪の西成で暮らしてみたり、ぼったくりバーに潜入してみたり。詐欺師に説教するドキュメントを撮ったこともあります。

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▲2018年の『アフリカ大陸縦断の旅』より。トラブルに巻き込まれながらも前進するリアルドキュメント

——ジョーさんの知名度が上がったのは一連のボクシング挑戦企画ですよね。

ジョー:「亀田興毅に買ったら1000万円」(AbemaTV)という番組があって、それにチャレンジしたんです。相手は世界チャンピオンですから、当然ボロ負け。でも視聴率が良かったので、レギュラー番組「亀田×ジョー プロボクサーへの道」(AbemaTV)を持たせていただいて、興毅さんの指導の下、3カ月間、修行させてもらいました。

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▲ボクシング3階級制覇王者・亀田興毅氏に師事。プロテストに合格。デビュー戦に勝利し、即引退を宣言した

——そのチャレンジ精神は芸能人にも注目されています。ボクシング企画はロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、武井壮さんも応援。EXILEのATSUSHIさんも熱心なファンの1人とか。

ジョー:ほんまにありがたいことで。ATSUSHIさんは直接「会いたい」と連絡をくれたんです。最初は誰かのイタズラだと思ったんですが、待ち合わせ場所に行ってみたら本当にご本人がいて(笑)。その後、ATSUSHIさんには動画に出演していただき、本当にお世話になっています。

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▲EXILE ATSUSHI氏に「サソリの唐揚げ」を食べさせる動画をアップ。破天荒ぶりは止まらない

失敗と徹底的なリサーチから学んだ“企画の発想法”

——正直、ここまでの人気を得られると思っていましたか?

ジョー:半分は狙い通りですけど、ここまでの広がりは考えていなかったかもしれません。実はユーチューバーをはじめた2014年から2015年くらいまでは全然数字が取れなかったんです。自分の好きなことをやってきたし企画には自信があったんですが、チャンネル登録者数は350人くらいでした。そこで他のユーチューバーさんの動画を見まくって分析したんです。人気ユーチューバーさんの動画はインドアで撮影しているものが多いんですが、「タイトルの付け方」「サムネイルの画像」「起承転結のある編集方法」がめちゃくちゃ巧い。そういう技術を自分なりに落とし込んでいったら、登録者数が130万人を超えていました。

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——ビジネスパーソン的に言えば競合を徹底的にリサーチ・分析して修正をかけた、と。

ジョー:はい。結果がついて来なかったのは努力の仕方が悪かったんです。そういうときには立ち止まる勇気も必要。「自分の努力はこのベクトルで合ってるのか?」と分析をして、上手く行っている人の方法論を自分なりに分析してトライを繰り返しました。

——動画の企画はどのように考えてらっしゃるんですか?

ジョー:フルタイムで考えてます。遊んでいるとき、食事をしているとき、常に「どこかに面白いネタが落ちていないかな?」ってアンテナを張ってます。つい最近も地元・大阪を歩いていたとき、ダンボールを持って立っている謎の女の子を見かけたんです。ダンボールには「今日の晩ご飯代をください」と書いてありました。これはおもろい!と思って、速攻で取材許可をもらい撮影開始です。

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▲「ジョーブログ」の映像はチームで制作。撮影しているのはマネージャー兼編集マン

——素晴らしいスピード感ですね。

ジョー:ネタや企画が思いつかない人って「自分は発想力がない」と考えてると思うんですけど、ただ「触れてないだけ」なんです。行動して人に触れた数に比例して企画は思いつきやすくなります。

——ネタや企画という「アウトプット」には、多くのリアルな「インプット」が必要ということですね!

ついに起業。インフルエンサーのコミュニティを作ることに

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——ジョーさんは、ここ数カ月、今までとは違う動きを見せていますよね? 動画で突然、起業を宣言しました。

ジョー:はい。インフルエンサーの事務所「オンザロード」、インフルエンサーが集まるお店「エンタメタレントミュージアム レディゴー」を新宿に作ることになったので起業をしました。

——なぜそういう発想が生まれたんですか?

ジョー:自分で企画を立てて体を張って挑戦をしていく中で、ある程度の影響力が出来てきて、どんなことをやれば動画の再生数が上がるか?有名になれるのか?がわかってきました。その経験、努力の仕方を「ネットで有名になりたい」という人々にシェアしていきたいんです。それで事務所を立ち上げることにしました。お店はインフルエンサーがイベントやオフ会を開ける場所です。僕らみたいなユーチューバーやインフルエンサーはネット上の活動が中心になってしまうので、リアルな場で様々な人々と交流出来るところが欲しかったんです。

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▲ジョー氏は各地でトークイベントも開催。ファンとの垣根はなく、一緒に飲み歩くことも日常茶飯事

——コミュニティを作ろうと思ったわけですね。

ジョー:正直なことを言うと、事務所もお店も「仲間たくさん集めておもろい事をやろう」っていうだけなんですよ。みんなでワイワイやって、そこにお金の循環が生まれるのであれば、それは事業という形になる。この感覚は昔から同じで、ユーチューバーをやる前は仲間とサークルを作ってイベントを打ったりしました。

あえて3000万円のリスクを背負い、クラウドファンディングを実施

——お店に関してですが、2018年秋に物件を契約したそうですね。開店は2019年2月なのに。

ジョー:昨年11月から月130万円の家賃が発生しています。開店資金を含めると、約3000万円の借金です(笑)。自分は何かをするときにまずリスクを作って、そこに飛び込んじゃう性格なんです。そしたら自然と動くようになる。頭もカラダもフル回転して、環境に順応していくようになりますね。人間はそういうもんだと思います。

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▲お店の設計・内装もユーチューブで募集。ファンとともに店舗を作り上げた

——資金はクラウドファンディングで調達してますね。

ジョー:目標金額は2000万円。この金額はクラウドファンディングでもトップクラスに高額なので、普通には集まりません。それなら“波”を起こしたほうがいいと考えて様々なことをやりました。まずリターンの数を増やしました。「お店の最初の客になれる権利」「お店の常連になれる権利」を用意したり、「ジョーを坊主にする権利」も出しました。クラウドファンディングは、それすらもエンタメになるんです。

——ネットでは炎上もしていましたね。

ジョー:でも、おかげでこの企画を知ってもらえる機会が増え、目標金額を達成することが出来たんです。それと同時に多くの人から「批判があっても前に進むジョーの姿に、勇気づけられた」というコメントをもらいました。

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一歩踏み出すのに必要なのは「地面」だけです

——そんなジョーさんの自由な生き方、働き方は若い人々にとっては憧れだと思います。でも、ジョーさんのようにやりたくても出来ない、という方も多いはずです。

ジョー:そうなんですかね? 立場は違えどやるべきことは根本的に一緒だと思いますよ。会社勤めしていても、どうしてもやりたい企画があるのであれば、批判されるのを覚悟で上司に提案してしまえばいい。やっぱり、仕事はやりたいことをやるのが一番だと思います。そのほうが楽しいですし、モチベーションも上がりますから。もちろん失敗したり、恥をかいたりすることもありますが、そういう姿を見れば周囲の人が応援してくれるようになります。会社の中で実現出来ないなら、プライベートでやることだって可能です。ネットで仲間を募ることだって出来る。悩んでいる時間がもったいないので、まずは一歩踏み出したほうがコスパがいいと思います。

——著書『瞬発力の高め方』(サンクチュアリ出版)を読むと、実はジョーさんも一歩を踏み出すのが苦手なタイプだった、と告白されていますね。

ジョー:そうなんです。学生時代は超ビビリでした。やりたいことをやる勇気もない、人見知りで女の子に話しかけることもできないヘタレでした。

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▲12年前のジョー氏(写真右)。現在の彼からは想像できない、普通すぎる少年時代

ジョー:そんな自分を変えたくて、当時、自転車で日本を一周してみたんです。その旅を通して様々な人に出会い、様々な考え方に触れるようになってから、はじめて自分の中で踏み出す勇気が育っていきました。結局、人間は独りでは生きていけない。むしろ、人と出会った数だけ強くなれる。そのために、まず行動を起こす。一歩踏み出す。

踏み出すのに必要なのは「地面」だけですから。

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ジョーさんの「失敗を成功に変える仕事術」は、やりたいことを考え、チャレンジを繰り返すことによって成り立っています。その根底にあるのは圧倒的な行動力と揺るぎないモチベーションです。「一歩踏み出すのに必要なのは『地面』だけ」という言葉を胸に、みなさんも明日から新しい挑戦をしてみてはいかがでしょうか。


ジョーブログのジョー
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ユーチューバー、起業家。「0円でアメリカ大陸横断」「アマゾン川をイカダで川下り」「スラム街潜入」「『亀田興毅に買ったら1000万円』にチャレンジ」など破天荒な動画をアップし、注目を集める。2018年10月に株式会社オンザロードを立ち上げ、インフルエンサーのプロデュース、店舗事業に乗り出す。著書に『瞬発力の高め方』(サンクチュアリ出版)、『怒られる技術』(共著・プロ奢ラレヤー/Amazon Kindle)。

ユーチューブ公式チャンネル https://www.youtube.com/channel/UC1zsShDyJp8AafQu9BPo1PQ
公式ツイッター @joeANDdream
オンラインサロン「ジョーズクラブ」公式HP https://joes-club.themedia.jp
株式会社オンザロード公式HP http://on-the-road.press

取材・文/尾谷幸憲、インタビュー撮影/五十川満、編集プロデュース/藤田薫(ランサーズ)

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