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足りない栄養素がわかる最新の「尿検査」で、おっさんのカラダはよみがえるのか?– 尾谷幸憲の仕事に効く健康法

2018.10.19

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尿検査で自分に足りない栄養素がわかる……そんなウワサを耳にしました。多忙なビジネスマンにとって日常的になりつつあるサプリメントの補給ですが、それがさらに効率よく摂取出来るようになるというのです。そこで当サイトでおなじみのライターの尾谷幸憲氏(46歳・バツイチ)に実際に試してもらいました。人体実験、よーい、スタート!

おしっこで自分のカラダがわかる時代に!

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ども、尾谷です。みなさんはサプリメントとか飲んでます? 自分も46歳のおっさんですので、けっこうなサプリメント・マニアでして、これまでにビタミン、ミネラルといった一般的なものから、水素やケイ素などの怪しいものも含め、ありとあらゆる種類のサプリメント/栄養補助食品を試してきました。

でも、そんな自分に少しだけ疑問を感じています。

だってサプリメントって、購入して飲んでみないと自分に合っているかどうかわからないですもん。実際、飲んだところで効果を実感できないものも多いですし(プラシーボ的なものは認めますが)。あれ? もしかしたら俺って、お金出して無駄な栄養素を摂ってない? これ、めちゃくちゃコスパ悪いです。

そう考えていた矢先に、編集部のFさんからこんな情報が舞い込みました。

「尾谷さん、すごいものを発見しました! 足りない栄養素がわかる画期的な『尿検査』があるらしいんです!!」

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その尿検査とは、総合栄養サービスベンチャー企業の株式会社ユカシカドが提供している「VitaNote」(ビタノート)というもの。

「VitaNote」は滋賀県立大学の農学博士・福渡努教授および、厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準」策定委員である医師を中心とした“ユカシカド研究チーム”によって開発された技術で、尿の代謝物を解析することにより、ビタミン・ミネラルなど14種類の栄養素とカラダのサビつき(酸化/老化)状態を数値で表示してくれるそうです。ざっくり言うと、「どの栄養素が足りていて、どの栄養素が足りていないか?」が一発でわかるというわけです。

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こんなもん、やらないわけがない! これで足りない栄養素は明確になりますし、無駄なサプリメントを買う必要もなくなる。コストカットも出来るし、パフォーマンスも上がるなんて最高じゃないですか!

検査の瞬間は倫理的に割愛させていただきます

「VitaNote」はHPでユーザー登録を行ったあと届く検査キットで採尿し、同社に送り返すシステムです。そう、先月、当サイトで執筆させていただいた「遺伝子検査で病気のリスクはどこまでわかるのか!?」の検査と同じで、自宅で出来ちゃうんです。

さっそくユーザー登録。検査キットは登録後、一週間以内に自宅に届きました。

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で、このキットに採尿をするわけですが……えっ、その瞬間の写真ですか? まあ、自分は健康のためならなんでもやる人なので別に晒してもいいのですが、関係者の方々にいろいろとご迷惑をおかけしそうなので割愛させていいただきます。ご期待に添えず申し訳ございません。

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さて、尿の採集が終わったところで、検査キットを「VitaNote」に送り返します。検査結果は1〜2週間前後で届くのだとか。自分の場合は8日後には結果が出ました。仕事早っ!

検査結果は前回の遺伝子検査と同様、公式HPの「マイページ」に反映されます。少々緊張しながら、マイページを開く尾谷……。出てきた結果がこちらです。ドン!

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うーん、これ、スマホの画面で読んでいる方だとちょっと見にくいですかね? 拡大してみましょう。

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これはすごい。足りない栄養素が一目瞭然じゃないですか! 今回の自分の場合で言うと、15の栄養素のうち、「たんぱく質」「ナイアシン」「葉酸」「パントテン酸」「カルシウム」「マグネシウム」「リン」の7つが不足気味。「ナトリウム」と「酸化ストレス」の2つが過剰と出ました。

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中でも驚いたのがカルシウム。スコア100中、たったの25しかない。ちなみに「VitaNote」では各栄養素を円グラフ化してくれておりまして、ほら、こんな感じでメーターがレッドゾーンに突入しちゃってます……。

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一応、説明しておきますと、カルシウムっていうのはリンやマグネシウムとともに骨や歯を作る成分です。さらに神経細胞の情報伝達、筋肉の動き、ホルモン等の内分泌系に作用すると言われています。欠乏すると骨粗鬆症や骨軟化症、くる病などのリスクが高まり、メンタルが揺れるなどの弊害もあるそうです。

そういえばこの検査を受けた頃(2018年の夏)、自分、めっちゃ調子悪かったんですよ。今思えばすげえイライラしてました。もしかしたら、これ、カルシウム不足が原因だったのかも……。

足りない栄養補給作戦、スタートです

となれば、対応策は簡単。該当するサプリメントを買って飲めばいいだけです。「VitaNote」では、足りない栄養素をサプリメントで送ってくれる有料サービスもあるんですが、これを利用してしまうとズブズブと沼にハマっていくような気がしたので(笑)、今回はご遠慮させていただき、とりあえずドラッグストアに足を運んで買ってきました。コイツを。

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某有名メーカーの「カルシウム・マグネシウム・亜鉛」と「ビタミン スーパーD」です。自分の場合、カルシウムのほかマグネシウムも足りなかったので、前者はジャストミート。さらにカルシウムの働きを助けるビタミンDも加えてみました。ビタミンDは日光に浴びるだけで体内で生成されると言われていますが、自分の仕事、けっこうインドアですからね。ここはちょっと多めに摂ってく?という素人なりの判断です。

ところがですね、「VitaNote」をよく見てみたら、さらに役立つ項目があったんです。それが「その栄養素がどんな食品に含まれているか?」の一覧です。たとえば今回のカルシウムの場合はこちら。

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確かに自分、ここに書かれている食材を意識して摂ってはいませんでした。いや、むしろほとんど摂ってなかったんじゃないか?と思えるほどです。

そもそも栄養は食事から摂るもの。サプリメントはあくまでその補助です。ってことはですよ、ここに書いてあるものをしっかり食べれば、サプリに頼る必要もなくね?なんて思ったりなんかして……。

「VitaNote」さん! こんな情報公開しちゃったら、御社の有料サプリメント・サービス、数字出ないですよー!!(笑)

その後、ガチ健康診断の結果が変わった?

ともあれ、自分に足りない栄養素を把握し、それをフォローできる食品を知ったことで、食に対する意識が変わりました。さらに自分に足りない栄養素7つを含む食材を調べていくと、主に「レバーを中心とした肉類」「イワシなどの青魚」「乳製品」「ホウレンソウなどの濃い緑系の野菜」あたりに集中していたことも判明。これらの食材を使った料理を積極的に摂るようになりました。

そんな生活を3カ月間続けた結果、どうなったか?

なんとですね、医療機関のガチの健康診断を受けたら、ここ6年で一番安全な数値が出ちゃったんですよ!(これだけはモザイクかけさせてください。身長・体重・BMIだけは公開しますんで……)

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この尿検査も前回の遺伝子検査と同じ、民間企業による検査です。医療の現場における栄養の検査とは精度の点で言えば劣る可能性があると考えられます。しかし、改めて自分の栄養や食を見直し、足りないところを補うように心がけることが出来るのはかなり有意義だと思いました。

つーか、健康診断の結果がいいと、めっちゃテンション上がりますね。なんなんだろう、これ? これがおっさんの証……ということか?
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尾谷幸憲(おたに・ゆきのり)
1971年生まれ。ライター/エディター。インタビューやコラムの他、グラビアのプロデュースを手がける。著書に小説『LOVE※』『ラブリバ♂⇔♀』『J-POPリパック白書』『ヤリチン専門学校』。リア・ディゾン1st写真集『Petite Amie』構成担当。現在、『東京スポーツ』『ヤング・ギター』等でコラムを連載中。座右の銘は「健康・オア・ダイ」。

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