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【イベントリポート ワークスイッチナイト#03】誰の何を幸せにするためにやるのか?――新規事業立ち上げのリアルを語った夜

2019.05.15

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Work Switchでは、4月18日(木)に渋谷で交流イベント「ワークスイッチナイト#03 新規事業立ち上げのリアルを語ろう」を開催し、盛況のうちに終了しました。本記事では当日の様子をリポートします。

この日の司会は俳優で元会社員の吉岡瞳さんとワークスイッチコンサルティングのコンサルタントで元プロ・ダンサーの出野佑都という異色(?)のキャリアを持つ2名がつとめました。偶然にもお揃いの紺と白のボーダーシャツを着ていて、意気もぴったり。イベントは乾杯でスタートすると、さっそく話題提供タイムに入りました。

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▲ボーダーで色も一緒というミラクル!本人達は少し照れていました。

「誰の何を幸せにするかを見失わないようにした」(久保さん)

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▲左上:久保彬子さん、右上:山田幹大さん、左下:石川悟さんと千葉潤一さん、右下:北見裕介さん。

話題提供のトップバッターは、株式会社タニタの久保彬子さん。家庭用ゲームのコントローラーを作った『TANITAツインスティック・プロジェクト』の話をしてくださいました。「予算なし!知識なし!人員なし!」の状態でスタートし、クラウドファンディングを通じて、1億3000万円を超える資金調達に成功しました。クラウドファンディング「CAMPFIRE」のプロジェクトの中で過去最大の調達額を達成しました。(かっこいい!)プロジェクトを進める上で大事にしたこととして、「誰の何を幸せにするかを見失わないようにした」と言い、参加者もうなづきながら話を聞いていました。

2人目は、三井不動産ビルマネジメント株式会社の山田幹大さん。新卒で入社し、2017年から新規事業に携わっています。言わずと知れた大手企業で、ビジネス領域の拡大、イノベーション領域への挑戦をしています。挙げていただいた事例は、オフィスビルのVIPをもてなす「ウェルカムサービス」のお話、演劇を志す若者とオフィスビルをマッチングして雇用を生み出し、演劇文化を醸成する「演劇人プロジェクト」のお話。様々なチャレンジをする中で、「『労働=辛い』ではなく『働く=幸せ』にするべく、イノベーションを続けていく」と熱く語ります。

3人目は、シェアフル株式会社の石川悟さんと千葉潤一さん。2名は、2015年に福利厚生型家事シェアサービス「ショコラ」を立ち上げて展開し、2019年1月に終了をするまでのすべてを経験しました。顧客に価値あるサービスを提供することができたものの、ビジネスとしてグロースさせることが難しかったと振り返ります。「ミスをしたから失敗ではない。やった失敗より、やらなかった失敗の方が悔しい」と石川さん。実感のこもった言葉が印象的でした。

トリをつとめるのは、株式会社グライダーアソシエイツの北見裕介さん。スマートフォンアプリ「antenna* 」を運営する同社で新規事業に取り組んでいます。ワコールと資生堂でウェブマーケティングに携わってきた北見さん。ウェブ広告の出稿を通して抱いた課題意識をもとに、ユーザーの心を動かす「体験価値」を創出するべく、様々な企業とコラボレーションを仕掛けています。「まだまだできる!」。チャレンジは続きます。
(関連記事:体験イベント×スマホでコラボレーション企画を「antenna*」で生み出す仕掛け人が語る、社内外を巻き込み、ユーザーに新しい価値をもたらす極意とは

グループワーク。架空の会社「レイワークス」で社長に新規事業を提案

続いて、「新規事業のWHYを考えるワークショップ」を開催。架空の印刷会社・レイワークス(もしかして、令和……?)で、「新規事業を立ち上げよ」という社長命令が下ります。テーブルごとにチームになり、社長へのプレゼンを練ります。

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▲真剣に議論

アイデアがまとまったところで、チームで話した内容を社長にプレゼンする形で発表しました。「社長!私たちは社長の覚悟を求めます。」など、熱意をもって毅然とした態度で社長にプレゼンする様子が印象的でした。プリントメイクのサービス、御朱印帳のカスタマイズなどユニークな提案がありました。

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▲「要求するのは、社長の覚悟です」

【プレゼン内容】
・プリント技術を生かして、ワンプッシュでできるプリントメイクはどうでしょうか。女性にとって毎朝のメイクは大変なんです。社長、2億円をください。
・オフィスの壁紙のサブスクリプションサービスを立ち上げます。季節ごとにオフィスの壁紙を入れ替えます。社長、人員配置をお願いします。2年で黒字化、3年で拡大します。
・保護者会のウェブ化を提案します。当社の強みはウェブです。保護者会はアナログです。社長、これはチャンスです!

面白い人たちに出会えて楽しかった!

図4

最後は交流タイム。新規事業に情熱を持った参加者同士が交流し、大いに盛り上がりました。あちこちでFacebookの友達申請をする様子が見られました。

【参加者の感想】
・面白い人たちに出会えて楽しかった。ディスカッション・交流の時間の時間が多く、有意義でした。
・セッションも楽しかったですし、ワークショップでさまざまな方と接点を持てたことが嬉しかったです!これからも人が繋がる場を応援します!
・新規事業立ち上げは、社内的にも孤立しがちです。このようにオープンで熱量を持った取り組みは非常に大きな力になります。社内にも良い影響を持ち帰れそうです。

ワークスイッチナイト#04は6月20日(木)に開催!「人材開発」がテーマ

次回のワークスイッチナイトは、「人材開発」をテーマに6月20日(木)に渋谷のBOOK LAB TOKYOで開催します。タイトルは「人材開発のオモテとウラ」です。近日、Peatix上でお申し込みを開始しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

・ワークスイッチナイトのPeatixページはこちら
・WorkSwitchのFacebookページはこちら

・取材/文/撮影:菅森朝子

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