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【イベントリポート ワークスイッチナイト#06】人生100年時代の「学び」を語ろう!変容し続けるためのリカレント教育

2019.11.26

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「人生100年時代」と叫ばれている世の中。何歳になっても自分らしく活躍するために、社会人の学び直しが必要と言われています。

「100年」という長い時間を充実させるために、継続的「学び」が必要なのは、皆さんもご存じのところでしょう。
しかし、「学ぶ」といっても一体なにを学べばいいのか……。
しかも、“はたらきながら”どうやって「学び」を継続していくのか。
そんな壁にぶつかり、悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、11月12日に開催したワークスイッチナイトでは、企業人・医療者として働きながらも、個人として「学び」に取り組まれている4名の方に話題を提供していただき、イベント参加者全員で「学び」について語り合いました。

◇ワークスイッチナイトって?
いま「働き方改革」に代表されるように、従来の価値観が変わり、個人のあり方が大きく転換する真っただ中にあります。本イベントは、「スイッチ」した後の新しい社会、企業、個人のあり方をどう描いていくのか?を題材に、毎回テーマを設け、ゲストによる話題提供をきっかけに、参加者同士が本音で対話し、交流する機会を持ちます。

司会はワークスイッチコンサルティングで、コミュニティマネージャーとして活躍している久保慶子と、企業の新規事業支援や高校生のキャリア支援に尽力している伊加拓馬が務めました。

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▲左:伊加拓馬、右:久保慶子

普段同じ部署で活動しているということもあり、息ぴったりの進行で会場を盛り上げます。

自分の希少価値を高めることこそが、今必要な『学び』

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▲鈴木哲也さん

話題提供のトップバッターを務めるのは、ヤフー株式会社の鈴木哲也さん。普段はネット募金サービスなどを通じて被災地の復興に取り組まれています。メインのお仕事の他に、音楽レーベルの経営や、自身のバンド活動、コミュニティイベントの開催など、かなりアクティブにご活躍。

「座学としての『学び』だけでなく、自分の興味関心があるものはすぐ実践する。多くの人とたくさん話す。そう行動しているうちに、気づけば仕事にも繋がっている」

鈴木さんの行動力に、参加者の皆さんも勇気が湧いてきたようでした。

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▲大川正人さん

2人目は株式会社NTTデータの大川正人さん。大企業で電力データを活用した新規事業ビジネス開発を担当しながらも、SNSなどで自分の思いや行動を発信。『バズる』ためでなく、ご自身の『学び』のアウトプットの場としてSNSを活用されています。発信する『学び』の実践家として、活躍のフィールドを社外にも拡げられています。

「人生100年時代とは自分が活躍できることを増やす時代。インプットだけだと忘れがちな『学び』を日々発信することで、自分を活かせる場所を拡げる」

発信することで得られる『学び』について熱く語ります。

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▲本戸温美さん

3人目は看護師の本戸温美さん。看護師として働く傍ら、金融先進国の香港に定期的に足を運び、 世界経済の動向や資産形成におけるノウハウについて学ばれています。

「日本の子供たちは、金融についての教育を受ける機会もなく、知識0の状態で大人になってしまう」
そんな日本の現状に危機感を覚え、適切なお金の知識を身に着ける場としてセミナーを自主開催されています。

「終身雇用の崩壊により、1つの企業に依存しない働き方にシフトしつつある現代で、自分の希少価値を高めることこそが、今必要な『学び』」と力強いお言葉をいただきました。

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▲那須若葉さん

ラストを飾るパーソルラーニング株式会社の那須若葉さんは、会社で人材開発や組織開発に携わりながら、大学院で芸術に関わる研究をされています。
芸術×教育という領域で、「学び」を深めるうちに、見える世界が変わったと話す那須さん。

「学生時代の『学び』とは形づくることであるのに対し、大人の『学び』とは変容するということ。」
当たり前と思われることにも疑いの目を持ち、自分らしくあるために『学ぶ』ことが重要だと語ってくださいました。

100年時代を生きる私たちに必要な「未来の学校」ってなんだろう

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話題提供者の方のお話を聞いたうえで、今度は自分の考えをアウトプットします。同じテーブルのメンバーでグループワークです。

ワークのお題は、人生100年時代に必要な「未来の学校をつくろう!」。なんと今回は、社会人に混ざって、3名の高校生にご参加いただきました。世代を超えたコラボレーションから何か新たな気づきや発見はあったのでしょうか?

ワークのはじめに『学び』に必要な要素を各々紙に書き出し、グループで共有しながら、『学び』の本質について考えます。

・ビジョンやなりたい姿がある
・ただ好き、楽しいという気持ち
・生きていく中で繰り返しおこなうこと
・可能性や選択肢を増やすこと

などグループによって色の違うアウトプットが発表されました。

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そのうえで、100年時代を生きる私たちに必要な「未来の学校」について話し合います。

・日本の文化や宗教について体験型学習を行う
・生徒が先生を評価し、口コミの良い先生を選ぶことができる
・教室をバーチャル空間に置き、世界中の人と同じ授業を受ける

などなど、グループによって多様なアイデアが発散されます。
中には驚くような高校生のアイデアも。大人の皆さんもハッとさせられます。

会社員としてではなく、個人として参加するからこそ得られる“気づき”

今回ワークスイッチナイト#06に参加してくださった方々から、多くの声をいただきました。

・会社と違った別の脳みその活性化になりました。
・みんな生き生きしていてビックリしました。
・全体的に情報が多く、かつ色々な方と話せる機会がたくさんあったので本当に楽しかったです。

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ワークスイッチナイトを通じて『学び』には様々なスタイルがあることがわかりました。

目標に向かってがむしゃらに努力する『学び』、
ただすきなことに熱中し発散する『学び』
交流の場に足を運び、新たな“気付き”や“つながり”を得る『学び』

形式に捉われない自由さが、自立した大人の『学び』、未来の『学び』と呼べるのではないでしょうか。

次回は1月16日開催!テーマは『パラレルキャリア』

次回の「ワークスイッチナイト#07」は、2019年1月16日(木)の開催を予定しております。
テーマは「パラレルキャリア」!
近日中にPeatix上でお申し込みを開始しますので、ご興味のある方はぜひふるってご参加ください。

関連リンク
・ワークスイッチナイトのPeatixページは こちら
・WorkSwitchのFacebookページは こちら

取材・文/吉村日和、撮影/齋藤泰輝

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