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【イベントリポート ワークスイッチナイト#07】なりたい自分になるためのパラレルキャリア!会社を辞めずに人生の選択肢を増やすには?

2020.02.18

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多くの企業で副業制度が解禁されはじめた今、「パラレルキャリア」という新しいはたらき方への注目度が高まってきています。

一方で、興味はあるものの、「何から始めていいのかわからない」「何が自分の価値になるのかわからない」「本業やプライベートの生活と両立できるのか不安だ」
「パラレルキャリアで働いて稼げるの?」など、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
パラレルにはたらく人々は、何を考え、はたらく環境やはたらき方を選択しているのでしょうか。

1月16日に開催した、ワークスイッチナイト#07では、「なりたい自分になるためのパラレルキャリア」をテーマに実践している方々に話題提供していただき、参加者全員で「パラレルキャリア」について熱く語り合いました。

◇ワークスイッチナイトって?
いま「働き方改革」に代表されるように、従来の価値観が変わり、個人のあり方が大きく転換する真っただ中にあります。本イベントは、「スイッチ」した後の新しい社会、企業、個人のあり方をどう描いていくのか?を題材に、毎回テーマを設け、ゲストによる話題提供をきっかけに、参加者同士が本音で対話し、交流する機会を持ちます。

前回に引き続き、司会はワークスイッチコンサルティングで、コミュニティマネージャーとして活躍している久保慶子と、企業の新規事業支援や高校生のキャリア支援を行う伊加拓馬が務めました。

パラレルキャリアは、誰にでもできる?

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▲高嶋大介さん

話題提供のトップバッターは、一般社団法人INTO THE FABRICの高嶋大介さん。
高嶋さんは大企業に勤めながら、働く人の意識を変えたいと思い、一般社団法人INTO THE FABRICを設立。イベント「100人カイギ」をはじめとした働く人に変化を促す活動をされています。

「パラレルキャリアとは、人生の選択肢を増やすこと。60歳になってから、今の仕事しかできない状態を防ぐために、会社の外で好きなことにどんどんチャレンジする、どんどん失敗することが大事だと思うんです」

自分の考えを口に出すことで、チャンスを得てきたと話す高嶋さん。高嶋さんの説得力のある話題提供に会場の熱気も高まります。

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▲小林佳奈さん

2人目は、人材開発会社の小林佳奈さん。
小林さんは、「人の可能性を最大限引き出し、人が生き生きと働ける社会を創る」をテーマに、
人材開発会社・スタートアップの立上げ・プロボノという3足のわらじを履いて活動されているパラレルキャリアの実践者です。

「私はもともと明確にやりたいことがあるわけじゃありませんでしたが、様々な人と出会う中で、自分の内なる思いに気付いたんです。パラレルキャリアはその思いを、実現したい未来を叶えるための手段です」

小林さんのエネルギッシュな話題提供に、参加者のみなさんも思わず前のめりに。

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▲山崎奈央さん

3人目は、株式会社パーソル総合研究所の山崎奈央さん。
山崎さんは、「個人の参加を引き出し組織の創造性・成果を最大化する」をテーマに、人事コンサルの傍ら、高校でのキャリア教育、パーソナルコーチ、ワークショップデザイナーとしてマルチに活動されています。

「パラレルキャリアは、自分の好き・楽しい・原動力を活かす実験室だと思っています。自己実現しながら社会やコミュニティに貢献できる、その道は100人100様なはずです」

山崎さんの具体的で分かりやすい話題提供に、自分ならどの道を選ぶだろうか、と考えさせられる時間になりました。

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▲河村英昌さん

ラストを飾るのは、通信キャリアに勤務する河村英昌さん。
河村さんは、『ITで宗教をもっと身近に』をビジョンに、会社員でもあり僧侶もされています。日本のこころの伝え方をブログや動画サイトなどで発信されている、異色なキャリアの持ち主です。

「パラレルキャリアを実践するためには、やらねば!という“自分の中の軸”、やれる!という“人脈や知識”の2つが必要だと思います。そのためには、様々な人と出会い、発信し、巻き込み、フィードバックをもらう。案外パラレルキャリアって誰にでもできるんです」

河村さんの背中を押してくれる話題提供に、参加者のみなさんも勇気がわいたようです。

自分だけのオリジナルな名刺をつくるワークショップ

4名の話題提供でインプットした後は、一人一人が自分と向き合いアウトプットする、ワークショップの時間です。今回のワークショップのテーマは、「明日からの“新しい自分”を描くパラレルキャリアデザイン」です。

まずはクエスチョンシートに自分の情報を記入します。

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「自分では当たり前でも2人以上から『すごいね』と言われたことは?」
「あなたを突き動かしている原動力は何?」
「時間が経つのも忘れてしまうくらい情熱をもって取り組んでいることは?」
「この人生でやっておきたいなあと思うことは?」
4つの質問に回答することで、自分自身を見つめなおします。
(参照:兼松佳宏「BEの肩書きワークショップ」)

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書き出した後は、回答をチームメンバーにシェア。
メンバー同士で、その人に合った、オリジナルな肩書きを送りあい、名刺を作成します。

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ほしいもの、やりたいことを全部手に入れる人生にしたい!という方は、「欲望のかたまり」
全国各地で演奏されている方には、「ルフィ 7つの海をさすらう弾き語り」
などなど、ユニークな名刺が作成されました。

自分自身のテーマが見えた!

今回ワークスイッチナイト#07に参加してくださった方々から、多くの声をいただきました。

・登壇者、参加者の皆さんはエネルギッシュで面白い方ばかりでした。
・沢山刺激をいただききました。明日から頑張ろうと思いました!
・大変楽しく過ごしました。コミュニケーターの方のテーブル参加による高揚感や、2人体制での進行で生まれる場の空気(こういうノリでいいんだ、みたいな安心感)が、素晴らしかったと感じています。

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パラレルキャリアの実践者による話題提供と、ワークショップで思いを発散することで、参加者のみなさんも自分のテーマに気付き、パラレルキャリアへ一歩踏み出すきっかけになったのではないでしょうか。

「パラレルキャリア」と聞くと、何かの分野で秀でないといけないのではないか、一定の収入を得ないといけないのではないか、と物怖じてしまう方もいらっしゃいます。

資格や収入関係なく、社外活動の全てを「パラレルキャリア」と呼ぶことで、“以前から興味のあった分野にチャレンジしてみようかな”、“まずはボランティアでできることないかな”と、構えることなく新たなキャリアへ一歩踏み出すことができるのではないでしょうか。

関連リンク
・ワークスイッチナイトのPeatixページは こちら
・WorkSwitchのFacebookページは こちら

取材・文/吉村日和、撮影/齋藤泰輝

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